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私が減塩生活を始めた経緯【サイト管理人プロフィール】

なかじー

はじめまして! なかじー( @genen_life )です。減塩食を食べ始めてから半年経ちました。ここではプロフィールを兼ねて、私が減塩生活を始めた経緯について、詳しくお伝えしたいと思います。

高血圧が原因で脳梗塞を発症

減塩食を食べている人たちにはそれぞれ理由があると思います。私の場合は、高血圧により発症した脳梗塞が原因で入院し、それから減塩食を食べる生活が始まりました。

私は現在40歳のサラリーマンです。2019年の夏頃に脳梗塞を発症してから私の人生は180℃変わりました。

脳梗塞になった日
それまでは普通に生活をしていました。高血圧は気になっていましたが、病院へ行くこともなく普通に暮らしていました。

 

人生を変える出来事が起こる前日の土曜日は仕事で出勤。その夜はいつも通り、24時前後に帰宅。そして妻の作ってくれていた食事を美味しく完食。その後シャワーを浴びて、寝たのは2時半頃だったと思います。

 

毎週日曜日は休みで、これも毎週の日課のように、朝7時半頃に娘に話しかけられて目覚めました。

 

そのときは全く自分では何も気づかず話していたと思ったのですが、妻から「呂律が回ってないよ」との指摘。自分では、まだ寝ぼけているからだろうくらいの感覚で起きてみると、体の右半身に痺れを感じ、歩くとはっきりと右足が痺れていることがわかりました。

 

それでもまだ、昨日寝たのが遅くて疲れているからかなあ?何て思った私はもう一度眠ることに。1時間後くらいに目覚めたところ、激しい頭痛も出てきたため、妻のすすめで救急病院へ行きました。

 

各種症状を伝え血圧を測って見たところ、上が190を超えておりそこで仰天。高血圧だとは思っていたのですが、まさか190を超えていたとは、、更にMRIとCTスキャンを行った結果、『脳梗塞』と判明。脳梗塞に対する知識もなく、発症する前兆も土曜日には全く感じられず、ただただ呆然としていました。

脳梗塞の予兆

  • 呂律が回っていない
  • 右足だけが痺れている(半身のみ)
  • 激しい頭痛

人によって感じる脳梗塞の予兆は異なると思いますが、私がはっきりと感じた症状はこれら3つとなります。

緊急入院しICUへ
当然その後は緊急で入院が決まり、ICU、つまり集中治療室への入院することになったのです。ICUへ入院し、体中に色々な管がつけられ点滴をずっとしながら頭上にある機械音の「ピッ、ピッ、ピッ」という音を聞きながら天井を見ていると、「このまま死んでしまうのか…」とはっきりしない意識の中で思っていました。

 

後から妻に聞いたのですが、唯一運が良かったのは、脳梗塞発症後、約半日くらいで病院へ来たことだと医師から言われたそうです。もし来るのが後半日遅ければ、手術が必要となる更に大変な状況、もしくは死に至ったかもしれなかったようで、病院へ行くことを強く勧めてくれた妻には今でも感謝してもしきれません。

減塩食で高血圧対策

と前置きが長くなってしまいましたが、病院へ入院したときから私の食生活が180℃変わったのです。正直な話、脳梗塞になる前は、医者が驚くほどの100%問題だらけの食生活でした(苦笑)

高血圧の原因は暴飲暴食で太り過ぎたこと
実際に入院するまでの生活は、不摂生で間食や深夜にドカ食いは当たり前、カロリーや塩分などは気にしたことがなく、休みの日に運動もしない。ファーストフード、お菓子類、コーラなどの炭酸飲料も大好きで見境なく食べていました。

 

一度も計算したことはありませんが、一日に4000カロリー以上は摂取していたと思います。また何年も体重計に乗っていませんでしたが、ピーク時は100kgくらいあったのでは、、健康診断も行ったり行かなかったりと滅茶苦茶な生活習慣でした。

 

高血圧を気にせず体重計に乗ったこともなく、毎年太り続けた結果、脳梗塞になりました。ある意味当然の結果だったと言えます。

入院した初日は一切ものを食べることが出来ず、OKだったのは水だけ。その後は病院食(減塩食)、いわゆる食事療法が始まりました。

病院食を食べたのは初めてだったのですが、自分の勝手な思い込みから、絶対にまずいだろうと思っていました。

実際に食べてみた感想は、「まずいと言うより味が薄い」と言うことです。特に私の場合、脳梗塞が発症した理由の一つが高血圧で、食べ過ぎによる塩分の過剰摂取が原因です。そのため病院食も特に味が薄く調理されていたそうです。

病院では一日3食をきっちりと食べますが、毎食の塩分は2.0g以下一日で6.0g以下に抑えられていました。

一日あたりの塩分摂取量について
それまで私が摂っていた塩分量は、少なく見積もっても20gくらいだったと思います。厚生労働省が定めている、一日あたりの塩分摂取量の目標値は、成人男性で8.0g、女性7.0gですが、日本の成人男性の一日あたりの塩分平均摂取量は約11.2gと言われています。

 

平均値の約倍近くの塩分が入っている食事に慣れていた私が減塩食に満足するわけがありません。しかも塩分を抑えるために量も少なく薄味な食事なので、空腹が満たされることもなく、入院中に薄味の食事に慣れるということはありませんでした。

 

※ただし、病院ではそれよりもこのまま生き続けることが出来るかが心配で、あまり気になりませんでしたが…

 

退院前には医師や病院の栄養士から指導を受け、退院後に今までの生活を続けるようなことがあれば、血圧は下がらず当然同じようなことが起こり、今度は激しく後遺症が残ったり、もしくは死に至る可能性も十分あると言った話を聞き、食生活と生活習慣を改めることを決意しました。

退院時に医師から言われた「必ず守ること3か条」

  • 減塩食にすること(日々の食事で血圧を安定させる)
  • リハビリを兼ねた運動療法(日々の運動で血圧を下げる)
  • 血圧の薬を毎日飲むこと(高血圧から通常の血圧まで下げる)

減塩食を食べるメリット

結局私にとって一番重要なことは、日々の食生活を見直すことでした。そこで医師からの指示の通り、減塩食を食べる生活が始まったのです。

要減塩と要減量
減塩食を食べるメリットですが、まず当然のことながら、減塩食を食べることで塩分摂取量を減らします。そして摂取カロリーも同時に抑えることが出来ます。

 

基本的に塩分が多く含まれている食事は味が濃く、高カロリーである場合がほぼと考えて良いと思います。カロリー摂取を抑え体重を減らしていくことも、血圧を下げる要因の一つになります。要は「塩分と体重を減らしましょう」と言うことですね。

 

塩分過多で増加していく体重が招く結果は『血圧の上昇』です。これは直結しているようで、そこに運動をしない生活を加えると脳梗塞のような最悪の状況を招きます。私の場合は既にお伝えした通り、塩分の摂り過ぎによる高血圧が原因で脳梗塞を発症しました。

退院後も定期的に病院へ通っていますが、とにかく医師から言われていることは、毎日血圧の薬を必ず飲んで血圧を下げ、そして減塩食を食べて血圧を安定させていく必要があると言うことです。

なぜなら血圧を下げる薬を飲めば血圧は下がりますが、食生活が滅茶苦茶だとすぐに元通りの高血圧に戻ってしまうからです。

そのため退院後の食生活は、一日の塩分摂取量を6.0g以下にし、カロリーもできるだけ控えめにした減塩食にすることを心がけています。

妻が自宅で作ってくれる食事は、塩分を毎回きっちりと計算してくれており、とにかく手間がかかるけれども美味しい食事を作ってくれるので安心です。それにより少しずつですが体重が減り始め、血圧が薬を飲んだ直後から一日を通してある程度安定してきたので安心して生活を送っています。

減塩生活は周囲の支えが必要

私の場合は家族の多大なる支えの上で減塩生活を送っていますが、減塩食を毎日食べて生活していくためには、周りの理解と協力が必要不可欠になります。

減塩生活を送る上での決め事
・家族がいてパートナーに食事を作ってもらう場合、自分の食事だけを減塩食にするのか、もしくは家族の分は別途作ってもらうのか

 

・また、一人暮らしであれば、出来る限り外食を減らし自分で食事を作る時間を取るためにも、仕事を少し早く上がらせてもらい食材を買いに行く時間を作る

 

・仕事やプライベートで食事に行く場合、居酒屋やレストランなどでも出来る限り塩分量の少なそうな食事やタレやドレッシングを別にもらうようにする

このように、自分の体の状態は予め周りの人たちに知らせておくことが大切です。もちろんそれでも気を使わせてしまうことは多々ありますが、まずは自分の健康状態を第一に考え、適度に周囲とバランスを取りながら、生活していきましょう。

減塩生活の中で何か目標を決めておくこと

私は妻と、「もし血圧の薬を飲まなくなった状態で血圧を測り、上が120くらいの数字で安定し始めたときは、また病気になる前に行っていた海外旅行へ子供を連れて行こう」と約束しています。

何かしらの目標があると、食事制限がある中でも美味しいものを見つけたりして楽しむことが出来るので、私は今の状況を楽しみながら減塩生活を送っています!

このブログでは、減塩食生活素人だった私が塩分制限について学んだことと、減塩生活をサポートしてくれる減塩食・減塩向きな食事の内容などをお伝えしていきます!

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