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【減塩コラム】減塩生活を振り返る|2~4ヶ月目

なかじー

減塩生活を振り返ります。ここでは目に見えて変化が出てきた2~4ヶ月目についてお伝えしていきます。

減塩生活を続けている中で、体調面、精神面と色々な変化がありました。その中でも自分的に一番わかりやすく変化があったのは2~4ヶ月目の間となります。

ここではその変化の内容について詳しくお伝えしていきます^^

減塩食の効果による変化

私の場合、減塩食を食べ始めてから数ヶ月すると、その効果が目に見えてわかるようになりました。

いくつかわかりやすい変化はあったのですが、その中でも一番は体重が減ったことです。減塩生活を始める前と比べると、約10kgほど体重が減りました。

入院前は数年間体重計に乗ったことがなかったので何kgだったのかがわからないのが残念ですが、ピーク時は100kgくらいあったのでは、、想像しただけでも恐ろしい体重です。

実は入院中は体重を計ることはありませんでした。むしろそれどころではなかったのだと思います。

血圧、脈拍、体温、心拍数、など非常に沢山の検査を毎日行っていたにも関わらず、体重を計ったのは退院後自宅に帰ってからでした 笑

初めての入院生活を経て減塩生活が始まると、一気に体重が落ちていったことを鮮明に覚えています。

減量効果

これは人によって異なりますが、私の場合、そもそも減塩生活を始める前は塩分とカロリーを取りすぎており、それが原因で体重が増え続けた結果、高血圧による脳梗塞になりました。

それまで危険な食生活を送っていたため、減塩生活を始めてから、一日の塩分摂取量を約3分の1に減らしただけで減量効果を得ることが出来ました。

実際ハードな運動は一切しておらず、運動といえばリハビリを兼ねて歩くことや自転車に乗るくらいでした。それでも減塩食に変えただけで体重が減ったのです。

普通に考えて、食事内容を変えるだけで体重が減るということは、それまでどれだけの塩分と高カロリーな食事を毎日食べ続けてきたかということをこの時に改めて実感しました 苦笑

医者と病院の栄養士に怒られるのも無理は無い食生活を約十数年に渡って続けての脳梗塞発症は当然の結果だったと言えます。

減塩生活により変化した食事内容

  • 一日トータルの塩分摂取量を6.0g以下に抑える
  • 必ず野菜を中心に食べるようにする ※特に血液をサラサラにする効果があると言われている玉ねぎなどはほぼ毎食食べる
  • 大好きだったお菓子(塩分量が高いもの)やコーラをやめる
  • 夜食は食べない ※夜10時以降に食べることをやめる
  • 外出先でお腹が減ったときも出来る限り水分で我慢し食べないようにする

大好きだった味の濃い料理が一切なく、辛いもの(キムチなど)も食べることが出来ない減塩食は、それまでの私の人生では考えられない食事になりました。

あれもだめ、これもだめ、と言った感じで、それまで食べていたものが全て否定されるのは非常に辛いことでしたが、ただ基本的に塩分摂取量が多い食事は高カロリーなため、それを好んで食べ続けることは体にとってリスクが高いということを私は身を持って体験しているので、減塩食に切り替えることが出来たのだと思います。

減量によるメリット

減塩生活を始めてから2~4ヶ月くらいの間は体重の減りが目に見えてわかり、それにより血圧が安定し始めました。

体重が減って血圧が安定し始めたことが一番のメリットなのですが、それだけではありません。

体重が減ったことにより、体を動かすことも以前ほど億劫ではなくなり、家族で散歩へ行ったり、自分でウォーキングをすることも好きになりました。

以前は散歩に行くのも嫌だったくらいなので、どれだけ物臭な生活をしていたかがわかります 笑

また体重が減ると、着ることが出来る洋服のサイズが広がります。元々洋服は大好きだったので、これはとても嬉しく、体型を維持したい、欲を言えばもっとやせたいと思うようになりました。

体型を維持するためにも体を動かしつつ、減塩生活を今後も頑張って続けていこうと再度決意した2~4ヶ月目でした。

その他の変化について

少し余談とはなりますが、減塩生活を始めてからほどなくのタイミングで、自分の生活習慣が大きく変わる出来事がありました。

それは、働き方のスタイルを変更したということです。

脳梗塞になるまでの約10年間、体のことは全く考えず仕事をしてきました。

毎日遅くまで働き、食べたいものを深夜に食べ、睡眠時間は短い、という生活を続けてきたのです。

その結果はお伝えしてきた通りなのですが、このタイミングで全て一からやり直そうと思い、従来の会社へ通うというスタイルをほぼ無くし、リモートワークを取り入れることにしました。

これは会社に感謝なのですが、そのスタイルを受け入れてくれたことにより、現在世の中でリモートワークが叫ばれている半年以上前から自宅での勤務を開始することが出来ました。

これは減塩生活中の私にとても大きなメリットをたくさんもたらしてくれました。

例えば、食事面

まずリモートワークをすることで、外に出る必要がなくなります。そのため、朝、昼、夜、の三食で一切外食をすることが無くなります。

これにより塩分の高い食事が避けられる上に、金銭的にも食事代を抑えることが出来るのでとても助かっています。

また必然的に自宅で食事を取るようになるため、減塩食を食べる、もしくは塩分を調整しながら食事をすることがとても容易になります。

外食時にはどうしても減ってしまう野菜も、自宅の食事であればたくさん食べることが出来ます。

ただ単純に塩分を減らすだけでなく、栄養バランスを考えた食事が出来る、ということが食事面での大きなメリットです。

前日に少し食べ過ぎたな、と思った次の日などは、朝と昼はほぼ水分のみで乗り切るようにして、夜だけ食事をして塩分とカロリー調整を行うことが簡単にできます。

そのため塩分摂取量という観点からは、最高の生活を送ることが出来ています^^

なお、リモートワークを取り入れたことにより、それまでと比べて子供と接することが出来る時間が多くなりました。

それまでは私の帰りが遅く、帰宅したときは妻も子供も寝ていることがほとんどだったので、少しでも子供といる時間が出来たことはとても嬉しく思います。

また、今は朝起きて子供を保育園へ連れて行くことを平日の日課としています。このときは自転車で送るようにしており、片道約5kmなので朝から中々良い運動になります。

病院から退院する際に医者から言われていた、「日々適度に動いて血圧を下げていくようにする」ということは守れていると思います 笑

結果、減塩生活を開始して2~4ヶ月目辺りで完全に、自分で出来る精一杯の食事制限と適度な運動を生活に落とし込むことが出来るようになりました。